プチ情報 その3
・自律神経失調説
一九〇九年には、エッピンゲルとヘスが、ぜんそくは迷走神経の緊張によって起こるという説をだしました。
その後、アドレナリンやエフェドリンのような交感神経を刺激する作用のあるクスリが、ぜんそく発作に卓効のあることも知られるに及んで、ぜんそくと自律神経とのあいだには密接な関係のあることが認められるようになりました。
瀧野博士は、ぜんそくは肺局所の迷走神経緊張状態であるという説をだしています。
これは体全体の自律神経緊張状態と、一つ一つの臓器の緊張状態とはかならずしも平行せず、ぜんそくでは、体全体の副交感神経緊張状態よりも、肺局所の副交感神経(迷走神経)の緊張状態のほうが密接な関係があるということからだされた説です。