骨と肉4
米国の閉経期を迎えた女性にとって、心臓発作、脳卒中、乳癌より恐いものが、カルシウム不足による骨粗鬆症です。
高齢の女性がこの病気にかかると、痛いだけでなく歩くのが困難になり、骨折とくに腰の骨が折れやすくなります。
米国の骨粗鬆症患者は現在一五〇〇万人とも二〇〇〇万人ともいわれており、その大多数が45歳以上の女性です。
毎年一三〇万人以上が骨折を体験する中で、約四万人の中高年女性が骨粗鬆症で死亡しています。
また、骨折者の20%は障害をかかえたまま不自由な生涯を送っています。
もともと女性は男性より骨格が小さく、骨密度が男性より30%少ないうえに、妊娠、授乳などで体内カルシウム保有量は一層減少。
35歳を境に骨格の骨密度が低下し始め、だんだん骨は細くもろくなっていきます。
男性より運動量が少なく、更年期にエストロゲンが減少することで、骨の損失は加速します。
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