プチ情報 その5
・自律神経失調説
アセチルコリンは副交感神経コリン作動性受容体を刺激する作用があるので、ぜんそく患者でアセチルコリン吸入により気管支の過敏性が証明されるということは、いいかえれば、肺の迷走神経緊張状態を証明しているということにもなり、瀧野博士の説を支持する成績であるということもできます。
季節や天候による発作ぜんそく患者では、秋や春のように発作の起こりやすい季節(もちろん患者にょり発作の起こりやすい季節は異なりますが)があるとか、天候の変化の影響を受けやすい、夜間や早朝に発作が起こりやすいといった、かならずしもアレルギー的立場からは説明できない現象もあります。
このような現象には自律神経や内分泌、とくに自律神経が関与している可能性が強く、ぜんそくでは自律神経失調は、アレルギーとともに非常に重要な役割を果たしているものと考えられます。