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2010年07月 アーカイブ

役に立つかも・・・その4

カラーリプロダクションその2

鮮やかな印刷物を作るには、3版のインキ量を部分的に減らして、色修正を行った後印刷しまする。

そのための理論が研究され、実作業のカラースキャナに応用されています。

色修正と同時に、トーンリプロダクションとグレイバランスを考慮して、カラーリプロダクションを完成します。

トーンリプロダクションはシアン版製版を主として考え、マゼンタ、イエロ版はシアン版に対してグレイバランスを整えて、全体のトーンリプロダクションを完成します。

イエロ、マゼンタ、シアンの3色印刷では、インキ濃度が不十分なので、シャドウ部の再現が完全ではありません。

これを補うために、墨版を加えて4色印刷を行っています。

役に立つかも・・・その5

グレイバランス

イエロ、マゼンタ、シアンの3色を刷り重ねて、無彩色(灰色)になるための条件をグレイバランスといいます。

印刷の場合は、網点の印刷濃度は一定なので、網点面積率を変えてグレイバランスをとつています。

3版の網点面積率を同じにして、プロセスインキを3色刷り重ねた場合、シアンインキ成分がマゼンタ、イエロインキに比べて足りないので、無彩色になりません。

そこで、一般にシアンの網点面積を、マゼンタ、イエローよりも大きくします。

マゼンタとイエロは、ほぼ同じ網点面積率でバランスがとれているが、わずかにマゼンタの面積率を大きくします。

バランスのとり方は、網点面積率の大小によって異なります。

シアン版が100%の網点面積率に対して、マゼンタ、イエローが95%くらいで、5%の差です。

シアン版が60%付近では、マゼンタ、イエローが50%程度で、その差は10%くらいです。

印刷インキ、印刷用紙が変わると、グレイバランスもわずかに変わるが、同じ傾向を示します。

グレイバランスは、3色分解上、調子再現、色修正とならんで重要なことで、どれが欠けても良い印刷物はできません。

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