役に立つかも・・・その2
トーンリプロダクションその2
第2の理由は、網点印刷物では、調子を連続的に表現することが難しいことです。
また、網撮影におけるばらつき、印刷時における網点の太り(ドットゲイン)などで、調子再現のコントロールが難しくなります。
前述のように、原稿の濃度域(最高濃度と最低濃度の差)に比べて、印刷物の再現濃度域が狭いので、原稿濃度をどのように圧縮するかを考えなければなりません。
一般には、原稿の中間調を重視する方法をとります。
中間調を重視すると、ハイライト、シャドウの一部が犠牲になります。
ハイライトに調子を持っ原稿は、ハイライトから中間調の調子を重視し、シャドウに調子を持つ原稿は、中間調からシャドウを重視して製版します。
調子再現が、製版や印刷の各工程でいかに変化するか、それをどのようにコントロールするかに管理の問題があります。
一方、印刷物の網点面積と濃度の関係は単純ではないので、その関係式を求める基礎的な問題もあります。